garden house ~ 日日雑記 ~

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2013年 03月 14日 ( 1 )

白州町横手の現場より 35

鳳凰三山が間近にせまる白州町横手地域からの景色、大好きです^^

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昨日、一昨日の横手の現場の様子です。。。

最後のお片付けをして、残材をトラックに積み込みんでいました。

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甲府のO澤さんがいらして、アルミサッシュの窓の網戸を取り付け中。。。^^;

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お引渡し前、最後に撮影させて頂いた、横手のお家の様子です。

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天井板が貼られ、ドアの周囲のレッドシダーの材に、ナバジョホワイトの塗装が済み、

活き活きとした表情になった玄関の景色。

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ドアを開けます。

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無垢材の玄関ドアは、リボスの2色の塗料を重ね塗りし、

奥行のある、でも暗すぎない、素敵な色に仕上がりました。

テラコッタ色の玄関のタイルにも、室内同様、床暖房が施工されています。

チーク材の深みのある雰囲気の床、

手作りの造作の映える階段と、

ゼオライトエコナの塗り壁の温かみのある生成り色、

奥には、レンガの炉台、ダッチウエストの薪ストーブが見えています。



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玄関含む、一階の全面の床下のコンクリートの中に配された、床暖房からは

じわじわとあたたかな空気が放熱されています。

その暖かさを逃がさず、冷たい外気を入れにくくし、

そして、遮音の効果もある、玄関ドアまわりのパッキンです。



室内からの玄関の風景です。

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右側、和室へ通じる引き戸は、このお家に合わせて手作りした、主人の作。

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勾配天井の高い吹き抜けのあるLDK。

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一枚一枚、手で貼った、無垢材の天井板。

M田さんが、サイズや色みまでこだわって配置して施工した、チーク材の床。

Oさんが、長年の大工としての腕前を振るった、ダイニング上の板貼り施工の美しい仕上げ。

この横手のお家の見せ場でもある、表情豊かな主人の作ったロフトの手すり。

腕のある、白州のKさんの積んだ、炉台のレンガと

キッチンまわりの平田タイルの美しい施工。

それらを、引き立たせ、決して出過ぎず、美しく照らしてくれる照明設備を配してくれたのは

白州の電気屋さんの新田さん。



夢のある、ロフトの風景です。

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天井と床は明るい無垢のパイン材、壁はゼオライトエコナの生成り色です。

主人の手作りの手すりには、ほんのり色づく、オスモのアンチックパインを塗装。



ロフト西側からの撮影。

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東西、天窓からの採光が有り、明るいです。

屋根は、一度目の野地板には剛性を保つ実付きベニヤを施工。

その上に、透湿防水シートを貼り、

その上に、隙間なく施工してある、外断熱用のスタイロフォーム。

スタイロの目地には、さらに、コーキングを塗り込み、

外断熱の効果を有効に活かせるよう配慮してあります。

その上に、熱気を上部に放出させるための通気層を設け、

その上に、無垢材の板を使用し、二度目の野地板の施工。


(野地板は、内部には、剛性強化のためのベニヤ、

二度目の外部には、厳しい自然環境に強い、無垢材を使用しています。)

その上に、低温にも強いタイプのルーフィングを施工し、

屋根材のオークリッジが施工されています。

そして、内側には、グラスウールがきっちりと詰め込まれ、

固定されて、隙間無く施工されています。

長くなりましたが、この施工をさせて頂いているので、


厳しい日差しの夏場でも、充分に快適に過ごして頂けるロフト空間です。

もちろん、冬は暖かく、そして、静かです。


和室です。

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このお家の雰囲気に合うよう、引き戸は手作りのもの。

そして、空間に馴染むよう、半畳の縁なしの畳を使用しています。


キッチン横にある奥様の作業部屋。

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ブラインドのある窓からは、美しい八ケ岳が望めます。


お風呂場。

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ハーフユニットの上部は、ヒノキの板になっています。

気持ちの良い空間です。


西側の寝室です。

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窓は全て、ペラの木製ペアガラスサッシュです。

開閉はやや重たいですが、

音も熱も伝わりにくいので、心地の良い寝室空間にしてくれます。

奥様が選ばれた、レンガ色のカーテンがとても似合っていて素敵です。


リビングです。

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1.5間の幅がフルオープンになる、大開口のペアガラスフォールディングサッシュが

大変に明るい空間にしてくれています。

窓からは、穏やかな横手の田畑や集落の向こうに雄大なアルプスが望めます。



この土地のシンボルツリーの、形の良いカラマツの木。

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数年前にこちらの土地を初めて見てから、ここの土地を

主人と私は、『 カラマツの土地 』 と呼ぶようになりました。

大好きな場所でしたので、よく主人と2人この『カラマツの土地』 を散策したものです。


そして、一昨年、横須賀のTさんご夫妻がご購入されてから、

『 Tさんの土地 』 と呼び名が変わりました^^


大変にありがたい事に、Tさんご夫妻に、建築のご依頼を頂き、

晴れて、この大好きな場所で、お仕事をさせて頂けることとなりました。


『 うちは、ゆっくりでいいから・・・。 』

優しいお言葉に甘えさせて頂き、完成まで、ずいぶんと長い間、お待ち頂いてしまいました。


お時間を頂けたおかげで、

主人は、自分の思うように、細部にまでこだわった施工をさせて頂くことができたと、

作り手として、満足のゆく仕事ができたことを、大変に嬉しく感謝の思いでおります。


お引越しの都合で、この夜遅く、Tさんご夫妻が横須賀より白州町に移住していらっしゃいます。

晩ごはんの後、主人と2人、最後の点検に、横手のお家へ…。

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息をのむほど美しい星空のもと、

横手のお家は、素敵に輝いていました。(玄関灯は自動点灯です。)

もうすぐ、Tさんがやって来る。。。



きっと、ワクワクはちょっぴりで、

お引越しの疲れと、新天地でのご不安と

長年住み慣れた横須賀を離れる淋しさや

ご家族やご友人との別れの切なさを、

胸いっぱいに抱えてやって来られる。。。。


その時、夜の闇の中、このお家の明かりがぱっと灯り、

Tさんご夫妻の気持ちを、やさしく包んでくれるといいな。。。


主人と私は、夜の現場を後にしました。


自分達も移住してきた身なので、

人の気持ちは十人十色とはいえ、

移住のその時の気持ちは、少しは共感できるものがあるのかと感じます。


移住という新しい希望に向かって進む時、

手放さなければならないものも、いっぱいあった事を思い出します・・・。



でも、手放すから、また別の物が手に入る・・・。

主人も私も、移住後、苦労もありますが、

都会で暮らしていた頃より、気持ちはずっと、幸せで楽しい日々になりました。



大好きなT様と奥様へ。。。

移住前後は、とてもエネルギーを使い、

また、プレッシャーや不安などもあり、

ご自身が感じている以上に、心身ともにお疲れになっている事もあるようです。

そのような中でご無理をされ、移住直後に、ご病気をされる方も中にはいらっしゃいます。


どうか、お片付けや、地域との関わりなど、

あまり頑張りすぎないでください^^

のんびり、ゆっくり、マイペースで楽しみながら、

まずは、休憩! です^^

ホコリじゃ死にません!




優しくて、温かい、Tさんご夫妻の幸せを願っています(^^)v

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by a-garden-house | 2013-03-14 00:19 | 白州町横手の現場より | Comments(0)