厳しい暑さが続いております
一雨ザ~っと
来てくれないかなぁ・・・と思っても
なかなかそう上手くは行かない今日この頃でございます
そんな中、小荒間のN村さん邸では
せっせと工事が進んでおります
少し前になりますが…
床下蓄熱暖房の配管を済ませた後の
蓄熱暖房用の土間コンクリート打ちの日のこと・・・
この日の一輪車部隊は
伊東さんと息子の2人です^^
室内では主人が配管に注意しながら
生コンを均す作業をしています
赤い矢印の部分は
不凍液が通る架橋ポリエチレン配管の出入り口。
洗面脱衣室の下が一番温かくなるように配管してあります
わたしが到着した夕方頃は
すでに生コン打ちの終わり頃のため
配管の様子が殆ど撮影できずすみません
矢印の部分にチラっと見えているのが
蓄熱暖房の配管の一部です
架橋ポリエチレンの管は
下に格子に見えている
ワイヤーメッシュに固定されております。
その下に見えている水色のものは
スタイロフォーム断熱材です
配管からの温かさを地中へ逃さないために
敷き詰められております
その下は防湿シートで
その下が基礎の土間コンクリート
という順番になっております
~ここで少し床下蓄熱暖房のお話しです~
お家の床下全面に施工された
ぶ厚いコンクリート全てが
ほのかな熱を持ち
(最低設定温度は30℃です)
長く厳しい冬の間に
お家全体をほっこりと
低燃費で温めてくれます(*^^*)
足裏がガンガンに暖かいというものでは無く
床下のコンクリートが蓄えた熱で
お家全体をほっこり温めるものです(^^)/
熱源は灯油です(・o・)
標高が高く寒さが厳しい山岳地域にて
この質量のコンクリートを
それなりに温かくするためには
電気ではパワー不足・・・
もし熱源を電気にしてしまうと
かなりの電気料金
になってしまう事が予想され・・・
現在のところ
灯油を熱源としております(^^)
既にお住まいの施主さまに伺うと・・・
標高にもよりますが
普段は30℃設定にされている方が多いようです(^^)
ご近所の方など
よそのお家の方が来られると
お家全体がぽかぽかと春のようで
喜ばれると伺います(*^^*)
そして、玄関からお風呂場の下まで
全部の床下に施工されているため
たくさんの暖房器具を置く必要も無いし
低燃費でいいよ~と喜んでくださっております(^^)
(自分たちが主人のつくる
暖かいお家に暮らしていない事が
残念でなりません~
ご興味のある方は
ぜひ実際に暮らされている
施主さまにお聞きくださいませ~
ご案内させて頂きます~<(_ _)>)
そして多くの方が設置してくださる薪ストーブですが
床下蓄熱暖房を組み合わせて頂く事で
寒い時期でも
朝と晩に一回づつ焚き上げる程度
とのことで
あまりたくさん薪を消費されていないご様子。。。
そのため薪の調達に翻弄されている
施主様は思い当たらない
幸いな状況でございます(・o・)
寒さが厳しい日や
寒さに慣れないお客さんが訪ねてくる日などは
ボイラーを40℃くらいに設定されているようです(・o・)
以前、最初の晩に
寒いのではないかとご心配されて
50℃にしてしまった施主さまがいらっしゃいまして
一晩中、暑くて困ってしまった・・・
とおっしゃっておられました(汗)
蓄熱しているため
すぐには冷めないのです~
ボイラーは80℃
まで設定はできるようですが
温度の上げ過ぎにはご注意くださいませ~(^^;)
近頃は
蓄熱床下暖房&寒冷地エアコン
の組み合わせの施主さまもいらっしゃいます(*^^*)
基礎の内側にも断熱施工され
外壁と屋根は内外二重断熱&通気層の施工のおかげか
冬温かく、そして夏も快適ですよ
と先日、小淵沢に暮す施主さまにおっしゃって頂きました
とっても嬉しいです~
酷暑の時期に蓄熱暖房のお話を
せっせとつづってしまい
大変失礼いたしました
施工の様子に戻ります~(^^;)
コテで均し作業をする息子
もくもくと頑張っているようでした
それにしても・・・
生地がスカスカで薄くなっているとはいえ
ヒートテックを着ているのが気になります~
厳しい暑さの中でしたが
無事に
蓄熱暖房のコンクリート打ちを
終える事ができました
現場の皆さん
暑い中、本当にお疲れ様でした!
そして
ちょっと寄り道・・・
現場のみんながこの暑さで
生コンが固まらないうちにと
仕上げ作業や道具の片付け作業に追われている頃に・・・
我が家の一輪車を掃除してくれている
ミキサー車の優しいおじさんでした
そしてミキサー車が帰った後
ようやく一息タイム・・・
みんなで一休みしていると
ご近所のワンちゃんが現場に立ち寄ってくれました
フレンドリーでおりこうさんなワンちゃん♡
飼い主さんご夫妻も優しく楽しい方で
しばし嬉しいお話しタイムとなりました(^^)/
日々の工事で少なからずお騒がせしているかと思うのですが
温かく接してくださり本当にありがたいです
それから
その他の目に入った工事箇所・・・
南面の大きな美しい無垢材の軒天^^
腕利き大工の伊東さんが
酷暑の日々に
汗水たらして施工してくれました~^^;
そして窓廻りの施工・・・
外壁には外断熱材施工の上に
透湿防水シートのタイベックが
そして窓廻りには防水シートが
丁寧にきっちりと施工されておりました^^
さらに近づいて見ると・・・
クリアのコーキングなので見えにくいですが
丁寧にきっちりとコーキング施工されておりました(^^)/
見えずらい下側も・・・
丁寧に施工されておりました(*^^*)
そして東面に行っても・・・
目立たない北側の一番下の部分も・・・
きっちり丁寧に施工されていました
伊東さんや勝山さんがきっちりと進めてくださる
大きな施工の中で
コーキングの作業は
小さな小さな一手間
目立つ事の無い地味な作業ですので
ササっと済ませてしまっても
外部の施工がなされれば
人の目に触れる事は無くなります。
そんな地味で根気のいる作業こそ
陰ひなた無く
時間を費やして丁寧にする
という主人の思いを
息子はきっちりと守っているように
感じられたコーキング施工でした
ちょっと寄り道・・・
暑い日の夕焼けはキレイだなぁ~
そして日は変わり・・・
再びジリジリと焼けつくような日差しです
N村さん邸の外壁部に
カラマツ縦張りの外壁施工の下地となる
胴縁の姿が見えて参りました(^^)
そして北側では…
韮崎の樋口さんが製材してくれている
ラフソーン仕上げの山梨県産カラマツ材に
一枚一枚、サンダーをトリマーをかけて
外壁用に仕上げ作業を進めてくれている勝山さん(^^)
よく見る、つるりとした製材では無く
あえてラフソーンにしてもらっているのは
味わい深い雰囲気を出すためと
塗料をよりたくさん浸透させられるためです(・o・)
さらにラフソーンのままでは
あまりにザラザラ過ぎますし
角も尖って外壁の表情も荒く感じるため
現場で一枚一枚
サンダーとトリマーをかけてもらい
ラフソーンの良さを残しつつ
穏やかで優しい雰囲気になるよう
加工してもらっております(^^)
勝山さん、暑い中
大量で重たいカラマツ材の加工作業
ありがとうございます<(_ _)>
そして室内では…
伊東さんと息子が作業中です(・o・)
すっかり乾いた
蓄熱暖房が配管された土間コンクリートの上で
伊東さんが施工しているのは
主人こだわりの手間のかかる根太組みです(・o・)
これから格子に組み上げられてゆきます(^^)/
息子は補強金物を釘で固定しております(・o・)
主人に細かな指示を受け
伊東さんも近くにいて
様子を見てくださっております(^^)
ゆっくりで良いから
細部まで正しい方法を
地道に身に付けていっておくれ。。。
暑さの中
着々と施工が進む
長坂町のN村さん邸の現場からでした~(^^)/
最後の寄り道。。。
北側の森に
とても立派なキノコを見つけました~