先日から、現場仕事の合間をぬって
主人は工場回りの残材の片づけをしておりました^^
たまりにたまった残材たち^^;
時おり、ご近所のお施主さんに引き取って頂いたりもするのですが、
もう追いつかないくらい、残材が集積してしまい、
ご近所の石塚木工さんに
合板や塗装済みや釘入りの材を避けて集めた
無垢の残材たちを
冬場の薪にしてくださるよう、持ってゆきました^^
石塚木工さんは、県道から砂利道を少し入っていった
高川沿いにあります^^
クルマもほとんど通らない、緑ゆたかな工房のまわりで、
たくさんのネコたちとワンコが数匹、
石塚さんご夫妻の愛情に包まれ
とても幸せそうに暮らしています^^
私も幸せで倒れそうです(>_<)
主人はネコも可愛がってくれますが、犬派^^;
もうすっかり老犬になってきたチン太君の姿が見えた時
とても嬉しそうでした^^
横浜からの移住に際し、
知人も、つても、ほとんど無かった
主人と、今は亡き奥さんに
たくさんの手助けをして下さった石塚さんご夫妻。
そして、私が嫁いだ後、
川崎から連れてきたネコのクロが
4か月ほと、行方知れずになってしまい
気持ちがとても落ち込んでしまった期間がありました。
その時、奥様にいただいた言葉に救われました。
『自由にさせてやらんでどうする』
一見、冷めた言葉のようにも聞こえますが、
たくさんの数えきれない動物達に
惜しみなく愛情を注いでこられた奥様の言葉が
心に響きました。
『 たくさんお世話しているネコたちの中で
ある2匹のネコが、
近所の牧場のご夫妻の所によく遊びに行っていたの。
そのご夫妻が飼っていた犬が死んでしまい、
ひどく落胆されてね…。
そんなご夫妻の様子を見てか、
2匹のネコは、
私の所に挨拶に来て、家を出て行くと、
そのまま牧場のご夫妻の元へ向かって
ご夫妻の元で暮らし始め、
それきり牧場から帰る事は無かったの。
動物にもね、行きたいところがあるの。
自由にさせてやらんでどうするっ…てね^^ 』
そう言って私をなぐさめてくれました。
その後幸いにもクロは工場に戻ってきて
現在も自由に暮らしておりますが
何日も姿を見ない事もあります。
川崎に暮らしていた頃は
寝ても覚めても一緒でしたので
本当は心配でたまらないのです。
でも、石塚さんの奥さんの言葉が響きます…
自由にさせてやらんでどうする…。
心の中でそうつぶやくと
クロを
いってらっしゃい…
またご飯食べに帰ってくるんだよ!!
と明るく送り出す事ができます^^
石塚さん、奥様、
私がばあちゃんになっても
ずっとお元気で、ご近所にいてくださったらいいな!!