先日行った、巨大ショッピングセンターの巨大食堂にて・・・・
ランチの大混雑の中、やっと確保できたのは食器返却口の脇のテーブル。
うるさくて落ち着かなくて嫌だなあ、などど贅沢にも思っていた私ですが
ふと主人を見ると、何だか目がイキイキしてる!!
主人は人間ウォッチングに忙しそうな様子です。。
人の心の中をのぞいて、形の無いものを建築で形にするという建築士のお仕事を
40年ほどしているうちに、
人の行動を細かに観察し次の行動や
心の中で考えている事を想像する事が身についてしまったと言っております。
主人のつぶやくような解説を聞いていると、これがまた楽しいこと。
(ちょっと趣味が悪いようですが・・・
)
なにやら注文カウンターの方向をじーっと見ています。
「あっ、あいつ俺も食べたくて我慢したお子様カレーを
子供もいないのに取ったぞ!!」
確かに、座席に行っても子供達なんぞどこにもいませんでした・・・。
「10歳までしか食べられないんだぞ!!
俺も食べたかった・・・62歳だし全然無理だ・・・・」
本気でくやしそうな主人・・・
よほどお子様カレーが食べたかったのでしょう。。
そして、
「あっ!あいつ残飯置き場からフリードリンクの空コップだけ持っていったぞ!!
俺より良さそうなダウンジャケット着てるくせに
」
「ああ~!今度はいいおやじが残飯のパンを持ってったぞ!
さすがにそれは俺はできないぞ
」
最後の、搬出口では、頑張っている若い男性店員さんを一人見つけ
「あの人はいいなあ!1人でうんとがんばってる!」
と待ち時間に店員さん観察をしているのでした。。
人間ウォッチングに忙しそうな子供のように無邪気なアーキテクトビルダーでした。。