人口密集地域の東京のベッドタウンから、山梨県北杜市に移住して得たこと・・・
No,1・・・人間関係
No,2・・・健康 (つらかった喘息がとても楽になりました)
他も多数ありますが、特にNo,1の人間関係は、日々を楽しく豊かなものにしてくれています。
都市部にいた頃も、隣り近所や職場の人との関わりはもちろんありましたが
あたりさわりの無い挨拶を交わし、世間話をしたり、お酒を飲んだりする程度。
困るような事も無く、これが当たり前だと思っていました。
けれど田舎に移住してきてちょっとびっくりしたのは
自分も相手も開けっ広げに子供時代のように大人同士が付き合っていける事。
都市部にいた頃は、相手に心を開いて欲しくて自分をさらけ出すと
ちょっと敬遠されてしまうような感じがありました。
けれどこちらでは、素直に自分の気持ちを伝えると、相手も素直に心を開いてくれる事が
ほとんどです。
何でだろうか・・・。豊かな自然の中で生活していると、自分も自然なありのままでいたくなるのでしょうか。
それゆえ自分の中でも、好きな人、そうでない人、結構はっきりと区別されます。
こんな風に感じるのも小学生の時以来のような・・・。
大好きなお隣の民家再生の棟梁の奥さん。私よりず~っと、人生の先輩ですが
困った事を相談したりすると、涙を浮かべて心配してくれたり、元気づけてくれたり。
我が家の上の田んぼの地主の90才近いお母さん。
田舎のお嫁さんとしてはかなり出来損ないの私に、色んな事をやさしく穏やかに教えてくれます。
主人も同じように、近所の人も仕事関係の人も、人付き合いがとても楽しくなったと言います。
自分の少年時代、友達と言いたいことを言い合っていた頃のようだと。
都市部に暮らしていた頃は、あたりさわりのないクールな人間関係を好んでいた自分が、
気持ちを素直に出して、自然であったかい気持ちで過ごしたい、そんな風に変わりました。
どっちがいいかって・・・田舎暮らしの今の方が何倍も楽しいです