今、いただいている残りわずかなお米は工場裏の田んぼのお米です。

美味しいと評判のすぐ近くの大滝湧水の水、

きれいな空気、そして
地主のお母さんの愛情が育てた天日干しの美味しいお米です。
できる事はお手伝いして、できたお米をわけて頂いておりました。
けれど、地主のお母さんが90才近くになりお体がなかなかきつくなってきた事、
耕作機器が傷み、多額の修理費がかかってしまうから修理を断念せざるおえない等の理由から
稲作をほぼお辞めになられる事になりました。
90近くまで、がんばってくださったお母さんのおかげで、
地元の美味しい天日干し米をいただけていた事を
本当にありがたく思うと共に、残念な気持ちとさみしさを感じました。
自分たちで・・・とも思ったのですが、休日のない我が家では
きちんと田の管理はできそうにありません。
休耕田が増えてゆく様子は、日本の今後に不安すら感じてきます。
と、そんな折、建築現場で原村のI川さんにお話しを聞いたら、
「ああ、うち、田んぼやってますよ」
えらいなあ・・・I川さん・・・大工さんで忙しいのに・・・
田植えとか、稲刈り機械は借りられるんですか??
「手植えで手刈りですよ」
へっっ手植えで手刈り・・・機械のレンタル代もかかるからと・・・
日本の未来に光を感じました。
若い世代のファミリーにもこんなに元気な人たちがいてくれる現実。
そう言えば60代の方でも手植えで手刈りの方がいらした・・・
まだまだがんばれそうな気持ちになりました