久しぶりの空がのぞく、白州の森の中。
雨に工事を阻まれながらも、もくもくと進んでおります。
先日、施工過程の検査員の建築士さんが、建物の検査にやってきました。
雨じまいが、丁寧でとてもよろしいとお褒め頂いたようで、
手間をかけ頑張った主人は、子供のように嬉しそうな様子でした。
すぐに外壁に覆われ見えなくなってしまう、人目につく事のない目立たぬ箇所です。
褒めてもらい、同じ一級建築士が感心してくれた事がまた主人の励みになる事と思います。
防水両面粘着シートでとめ、コーキングできっちりふたをし、
防虫バーで押さえてとめ、固定してあります。
お金をかければ、いくらだって上等な材料を使用して、人の手間をかけた施工はできるけれど、
限られた予算と材料の中で、住宅の性能を高めるためには、
自分で手間をかけるしかありません。
たくさんの建築屋の中から自分を選んでくれた施主さんに
より良い形でお返ししたい。とよく言っております。
そして今は、天井の作業に取り組んでおります。
天井の下に空気層を設け
その下に遮熱のスタイロフォーム
それからグラスウールの断熱材を入れ、天井の壁板が貼られます。
大変な手間ですが、一年を通じて快適で、静かな空間にするための作業です。
上を向いての高所の作業、う~具合がわるくなりそうだ~
と、言葉だけは弱音です。。
無理しないでね・・・そう思いつつ、一階の涼しい所でのんびり見物の私です・・