garden house ~ 日日雑記 ~

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白州の現場より 13

お天気のすっきりしない白州の森の中は、薄暗く雰囲気があります。
建築中の建物も、なんだか妖精のお家のような様相。かわいらしくロマンチックに見えます・・・。
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けれどもそこにいるのは、妖精ではなく、甲府のスーパーマリオおじさんことO澤さんでした・・・037.gif
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O澤さんを見ていると、笑いがこみ上げてくるという、希少な存在のO澤さん。
サッシ類を大変良心的な価格で販売して頂いております。感謝040.gif
今日はこのお家の魅力の一つである、全開放になるペアガラスのフォールディングドアサッシを取り付けに来てくれました。
建物北側へ回ると、
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以前から長い間お世話になっている、原村のMさんが、もくもくと作業しています。助っ人に来てくれました。

建築の仕事に関して、全行程に几帳面で繊細な気持ちで施工にあたる主人ですが、
目についた点をご紹介・・・・
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外壁透湿防水シートの淵がコーキングしてあります・・・。
一般的には、建築現場を見ていると、シートの淵などはひーらひらとしたまま、その上の施工をするのですが。。
地面からの雨水や虫などの侵入を防ぎ、長い間、家の傷みを少しでも軽減できるように、との思いのようです。

標高1600メートル、麦草峠近くの極寒地に、主人が若かりし頃に施工した、木造の建物があります。
相当の年月が経っており、今はどなたがお住まいかも分かりませんが、よくドライブがてら見ています。
くたびれた建物は、人が近寄らなくなり、多くは廃墟のようになってしまう中、
この建物は、大きく手を加えられる事もなく、施工当時のままの姿、
今もしゃんとして現役の別荘として使われています。

今年も、お盆に通りかかってみました。
家には光がともり、中古で購入された住人の方でしょうか、愛おしそうに建物を道路から眺めておられました。

その姿を見て、主人も私もあたたかく幸せな気持ちでした。
仕事の原点を見て、またエネルギーを充電して、新たな仕事に向かいます。
by a-garden-house | 2011-08-25 10:53 | 白州の現場より | Comments(0)